
造園・外構コラム
レンガ造りの花壇とは?使えるレンガの種類から作り方までご紹介
季節の花が咲き誇るレンガ造りの花壇を見るたびに憧れるけれど、作り方やお手入れが難しそうで二の足を踏んでいる人はいませんか?
この記事では、そんな人に知ってほしい花壇作りに使えるレンガの種類から作り方まで詳しくご紹介します。
レンガ造りの花壇とは?
レンガとは粘土と岩と水を混ぜて練り、直方体の型に入れて焼き固めた建築材料のことで、これを用いて作った花壇がレンガ造りの花壇です。
花壇を作るのに向くレンガの特徴は以下の通りです。
- 耐水性が高い
- 角が欠けにくく一定の強度がある
- サイズがそろっている
- (寒冷地の場合) 凍害に強い
一方、花壇を作るのに向かないレンガには、次のような特徴があります。
- 室内用や装飾専用
- 吸水率が高すぎる
- 重くて大型
レンガで花壇を作るなら、まずは花壇を作るのに向くレンガ選びから始めることをおすすめします。
花壇に向くレンガの種類
花壇作りに向くレンガの種類は以下の通りです。
| レンガの種類 | 概要 | メリット | デメリット |
|---|---|---|---|
| 一般的な焼成レンガ | ・ホームセンターなどで広く販売されている定番レンガ・花壇のDIYでもよく使われる | ・価格が比較的安い・入手しやすい・サイズがそろっていて施工しやすい | ・吸水率が高めの商品もあり、寒冷地では劣化に注意が必要 |
| 耐火レンガ | ・高温に耐えるよう作られたレンガ・バーベキュー炉やピザ窯にも使われる | ・耐久性が高い・熱や雨風に強い・重厚感がある | ・重量があり加工しにくい・価格が高め |
| アンティークレンガ | ・古レンガ風の加工や実際の中古レンガを使ったデザイン性重視のレンガ | ・ナチュラルでおしゃれな雰囲気を演出しやすい・庭になじみやすい | ・サイズや形にばらつきがありDIY初心者には積みにくいことがある |
| 軽量レンガ | ・通常のレンガより軽く加工されたタイプ | ・持ち運びしやすい・DIY初心者でも扱いやすい | ・強度や耐久性が一般的なレンガより低い場合がある |
| 硬質レンガ | ・高温でしっかり焼き固めた硬めのレンガ | ・吸水率が低く水に強い・凍害に比較的強い・長持ちしやすい | ・色味や質感が均一で、アンティーク感はやや出しにくい |
| コンクリートレンガ | ・セメントを主原料として成形されたレンガ風ブロック | ・強度が高い・比較的安価・大型花壇にも使いやすい | ・本物のレンガより質感が無機質に見えることがある |
| インターロッキングブロック風レンガ | ・かみ合わせしやすい形状をした舗装向け資材 | ・並べやすくズレにくい・DIYしやすい | デザインによっては花壇というより舗装感が強くなる |
| ガーデニング用デザインレンガ | ・花壇や庭作り向けに装飾性を高めたレンガ | ・曲線花壇や洋風ガーデンなどデザイン性を出しやすい | ・商品によって価格差が大きい・耐久性に差がある場合もある |
ネットで名前を検索してみて、見た目や質感の違いなども画像や動画で確認しておくとより自宅に合った花壇用のレンガを選びやすくなるでしょう。
レンガで花壇を作る方法
レンガで花壇を作る方法にはDIYで作る方法、業者に依頼する方法の2つがあるためそれぞれご紹介します。
DIYで作る
レンガで花壇をDIYする場合、あらかじめ動画で必要な材料と作り方を確認しておくのがおすすめです。
YouTube、Instagram、Xなどで検索をすると参考になる動画はたくさん出てきますが、ホームセンターの公式チャンネルや造園、外構業者が発信しているものを選んで視聴するのがよいでしょう。
動画でよく紹介されているDIYのおおまかな手順は次の通りです。
- レンガ選びと価格確認、購入
- 花壇の設置場所にレンガを仮置きして形を考える
- 整地をしてモルタルを敷き、踏み固める(下が土の場合モルタルを多めにする)
- モルタルの上にレンガを置く
- レンガとレンガの間に目地を入れる
- ④と⑤の手順を繰り返す
- 目地を整える(足りない部分にはモルタルを入れ、はみだした部分は削る)
- 余分なモルタルを落とす
- スポンジをしめらせてレンガの汚れを拭く
2段目を積む時は、1段目よりもモルタルを少し多めに敷くのがコツです。
手順やコツがよくわからない部分は動画を何度か見直してから作業に取り掛かるとスムーズにDIYに取り組めるでしょう。
参考:Kanai style「【超簡単!】誰でも出来るレンガ花壇の作り方【ガーデニング・庭作り】」
業者に依頼する
業者にレンガの花壇造りを依頼する場合、家族が希望する花壇に近いものを作った実績がある業者かどうかを調べておくとよいでしょう。
依頼したい候補の業者のホームページ、また各SNSでの発信をチェックしていくと、花壇作りにおける具体的な作業内容、価格の目安がわかります。
また、問い合わせ時にコミュニケーションがスムーズに取れるかどうかも重要なチェックポイントです。
ホームページや動画でどれだけ美しいレンガの花壇について発信していても、家族のニーズをしっかりヒアリングしてもらえないと理想の花壇にはなりにくいためです。
最初から1つの業者に絞るのではなく、複数の候補を探すことから始めてみましょう。
参考:Garden Designer ch グリーンギャラリーガーデンズ「【レンガ花壇の作り方】プロの仕事お見せします【お庭リフォーム】」
レンガで花壇を作るのにかかる費用
レンガで花壇を作るのにかかる費用について、DIYで作る場合と業者に依頼する場合の2つにわけてご紹介します。
DIYで作る場合
レンガの花壇をDIYする場合の費用内訳は以下の通りです。
| 項目 | 概要 |
|---|---|
| レンガ代 | 種類・サイズ・個数によって変動 |
| モルタル・セメント代 | 固定や目地処理に使用 |
| 砕石・砂利代 | 基礎・排水性確保 |
| 培養土・腐葉土 | 花壇内部に使用 |
| 花苗・植物代 | 植える植物によって差が大きい |
| DIY道具代 | コテ・水平器・スコップなど |
| 運搬費・配送費 | レンガは重量があるため発生しやすい |
設置したい花壇の大きさによって金額は変動します。
特にレンガはデザイン・アンティーク加工・耐久性などで価格差が大きく、送料も発生しやすいため、実際の商品価格を確認しながら検討することが大切です。
参考として、通販サイトでは以下のような商品が販売されています。
業者に依頼する場合
レンガの花壇作りを業者に依頼する場合の費用内訳は以下の通りです。
| 項目 | 概要 |
|---|---|
| 現地調査・見積費 | 庭の状況確認、採寸、プラン提案 |
| 材料費 | レンガ・モルタル・砕石・培養土など |
| 基礎工事費 | 掘削、整地、転圧、基礎づくり |
| 施工費(人件費) | レンガ積み、仕上げ作業 |
| 植栽費 | 花・低木・培養土など |
| 残土処分費 | 掘削時に出た土や廃材の処分 |
| 運搬・諸経費 | 材料運搬、車両費、出張費など |
| デザイン・設計費 | オリジナルデザイン時に発生する場合あり |
設置したい花壇の大きさ、現地の状況に応じて費用が変動します。
相見積もりを取ってからその内容を比較検討した上で発注するのがおすすめです。
レンガで花壇を作りたいなら緑地開発にご相談ください
レンガで花壇を作りたいなら緑地開発にご相談ください。
緑地開発では庭全体のデザインから施工までをトータルで行えるため、レンガで花壇を作りたい場合もお問い合わせをいただいた後、無料での現地調査を行った上でお客様のニーズに合ったデザインを制作し、お見積りをいたします。
施工後も必要に応じてアフターフォローを行いますので、家族の方にとって長く楽しめる花壇にすることが可能です。
興味のある方は次のページからお問い合わせください。
まとめ
レンガとは粘土と岩と水を混ぜて練り、直方体の型に入れて焼き固めた建築材料のことで、これを用いて作った花壇がレンガ造りの花壇です。
この記事も参考にして、ぜひ家族が季節の花を楽しめる素敵な花壇を作ってみてください。


