
造園・外構コラム
ガーデン用照明とは?器具の選び方からおしゃれにするコツまでご紹介
目次
家族で昼だけではなく夜も庭を楽しめるようにしたいけれど、どのようにライトアップするとおしゃれになるかわからず悩んでいる人はいませんか?
この記事では、ガーデン用照明の選び方から庭をおしゃれにライトアップするコツまで詳しくご紹介します。
ガーデン用照明とは?

ガーデン用照明とは、庭や外構に設置する屋外用照明です。
足元を明るくして夜間の安全性を確保するだけでなく、植栽やシンボルツリー、門柱などをライトアップし、昼間とは異なる美しい庭の雰囲気を演出できます。
また、防犯性の向上にも役立つため、新築やリフォーム時に取り入れる人が増えています。
ガーデン用照明が注目される背景
画像出典:埼玉県「第133回簡易アンケート『防犯に関する意識調査について』の結果を公表しました」
ガーデン用照明が注目される背景には、どのようなことがあるのでしょうか。
警視庁のホームページでは侵入窃盗の防犯対策の1つとして、センサー付きライトの設置を推奨しています。
これは、センサーライトには侵入しにくい家であることをアピールする効果があるためです。
一方、緑地開発の対応エリアでもある埼玉県では、2025年に県内在住県政サポーター2,926名に対するアンケート調査を公表しました。
このアンケート調査において、住まいで行っている防犯対策についてたずねた所、「玄関用補助錠、センサーライトなどの防犯機器を設置している」との回答が27.3%で2位だったのです。
これらのことから、住まいの防犯対策としてのセンサーライト設置が少しずつ浸透してきているため、ガーデン用照明は注目を集めていると言えるでしょう。
参考:政府広報オンライン「空き巣や強盗から命と財産を守る 『住まいの防犯対策』」
ガーデン用照明器具の選び方
ガーデン用照明器具の選び方を5種類ご紹介します。
付属する機能で選ぶ方法
ガーデン用照明には屋外照明としての機能だけではなく、付属する他の機能もついているため、その機能で選ぶ方法があります。
ガーデン用照明に付属する主な機能は以下の通りです。
| 機能 | 機能の説明 | メリット |
|---|---|---|
| 防水・防雨性能(IP規格) | 雨や散水に耐えられる構造になっている | 屋外でも安心して長期間使用できる |
| 自動点灯・自動消灯(明暗センサー) | 周囲が暗くなると自動で点灯し、明るくなると消灯する | スイッチ操作が不要で消し忘れも防げる |
| 人感センサー | 人の動きを検知したときだけ点灯する | 防犯対策になり、必要なときだけ点灯するため省エネにつながる |
| ソーラー充電 | 太陽光で充電し、夜間に点灯する | 電気代がかからず、配線工事も不要な場合が多い |
| 調光機能 | 明るさを調整できる | シーンや用途に合わせて適切な明るさに変更できる |
| 調色機能 | 電球色・昼白色など光の色を切り替えられる | 庭の雰囲気や演出に合わせて使い分けられる |
| タイマー機能 | 設定した時間に自動で点灯・消灯する | ライフスタイルに合わせて効率的に運用できる |
| スマートフォン連携 | 専用アプリで点灯・消灯や設定を操作できる | 外出先から操作でき、複数の照明もまとめて管理しやすい |
設置する場所によって、異なる付属機能を持つガーデン用照明を選ぶとより快適に使うことができるでしょう。
メーカーで選ぶ方法
ガーデン用照明は、メーカーごとにデザインや機能、得意とする製品が異なるため、メーカーを基準として選ぶ方法があります。
ガーデン用照明の主なメーカーは次の通りです。
| メーカー名 | 公式ホームページ |
|---|---|
| 株式会社タカショー | WEBカタログ | 株式会社タカショー プロユース |
| パナソニック エレクトリックワークス株式会社 | 屋外用照明器具(法人のお客様)| 照明器具 | Panasonic |
| コイズミ照明株式会社 | 住宅照明|コイズミ照明株式会社 |
| 大光電機株式会社 | カタログ情報|カタログ検索一覧|大光電機株式会社 |
| オーデリック株式会社 | 商品紹介|オーデリック株式会社 |
ホームページの製品紹介やカタログを比較検討して、家族のニーズに合うガーデン用照明を探してみることをおすすめします。
照明の種類で選ぶ方法
ガーデン用照明は照明の種類で選ぶ方法があるため、主な照明の種類と特徴をご紹介します。
| 照明の種類 | 特徴 | 主な設置場所 |
|---|---|---|
| ポールライト | ポール状の支柱に取り付けられた照明 | ・アプローチ・ウッドデッキ・テラス |
| スポットライト | 特定の場所を集中的に照らす照明 | ・花壇・植栽・シンボルツリー |
| アップライト | 地面から上向きに光を当てる照明 | ・シンボルツリー |
| フットライト | 足元をやさしく照らす小型の照明 | ・アプローチ・階段・段差 |
| ブラケットライト | 壁面に取り付ける照明 | ・玄関まわり |
| デッキライト | ウッドデッキやテラスに埋め込んだり取り付けたりする照明 | ・ウッドデッキ・テラス |
| ガーデンライト(スタンドタイプ) | 地面に設置して庭全体をやさしく照らす照明 | ・庭全体 |
それぞれ特徴や用途が異なるため、設置場所や演出したい雰囲気に合わせて選びましょう。
明るさで選ぶ方法
ガーデン用照明は明るさで選ぶ方法がありますが、照明の明るさは「ルーメン(lm)」という単位で表されます。
ルーメンとは、照明器具が放つ光の量を示す単位で、一般的に数値が大きいほど明るく感じられます。
ガーデン用照明の使用目的別に必要な明るさの目安は次の通りです。
| 使用目的 | 明るさの目安 |
|---|---|
| アプローチ・階段 | 約100~300lm |
| 花壇・植栽のライトアップ | 約100~200lm |
| シンボルツリーの演出 | 約300~700lm |
| テラス・ウッドデッキ | 約200~500lm |
ガーデン用照明は、設置する場所や用途によって適した明るさが異なるため、必要に応じた明るさを選ぶようにしましょう。
光の色で選ぶ方法
ガーデン用照明は光の色で選ぶ方法があり、主な光の色は以下の通りです。
| 光の色 | 特徴 |
|---|---|
| 電球色 | オレンジがかった暖かみのある光 |
| 温白色 | 電球色と昼白色の中間の色味昼白色 |
| 昼白色 | 白くすっきりとした光で、対象物を見やすく照らせる |
ガーデン用照明は、光の色によって庭の印象や見え方が変わります。
演出したい雰囲気や設置場所に合わせて、適した光の色を選びましょう。
ガーデン用照明で庭をおしゃれにライトアップするコツ
ガーデン用照明で庭をおしゃれにライトアップしたいなら、次のようなライトアップ手法を用いてみましょう。
| 項目 | 概要 |
|---|---|
| フットライティング | 足元をやさしく照らし、歩きやすさと安全性を高める手法 |
| ステップライティング | 階段や段差を照らし、転倒防止とデザイン性を両立する手法 |
| グレージング | 壁面をなでるように照らし、素材の凹凸や質感を際立たせる手法 |
| シャドーライティング | 樹木やオブジェの影を壁面に映し出し、幻想的な空間を演出する手法 |
| シルエットライティング | 対象物の背後から照らし、輪郭を美しく浮かび上がらせる手法 |
| クロスライティング | 複数方向から光を当て、立体感や奥行きを演出する手法 |
| デッキライティング | ウッドデッキやテラスを照らし、くつろぎやすい空間を演出する手法 |
ガーデン用照明は、照明器具だけでなく光の当て方によっても庭の印象が大きく変わります。
やみくもに明るくしたいエリアを照らすのではなく、美しく見える照らし方を考えることが大切です。
ガーデン用照明を設置する方法
ガーデン用照明を設置する方法を2つご紹介します。
DIYで設置する
ガーデン用照明はDIYで設置することが可能です。
DIYで設置するメリットは以下の通りです。
- 設置費用を抑えられるため、予算に合わせて庭づくりを楽しめる
- 自分の好きな場所に設置できるため、理想のガーデン空間を演出しやすい
- ソーラーライトやコンセント式なら比較的設置しやすいため、初心者でも挑戦しやすい
- 必要に応じてレイアウトを変更しやすいため、庭の模様替えにも対応できる
- 自分で庭づくりを楽しめるため、ガーデニングの満足感や愛着が深まる
ただし、電源工事を伴う照明は電気工事士の資格が必要になる場合があります。
安全性を重視する場合や本格的なライティングを希望する場合は、専門業者への依頼がおすすめです。
業者に依頼する
ガーデン用照明の設置は業者に依頼することも可能です。
業者に依頼するメリットは以下の通りです。
- 庭全体のバランスを考慮した照明計画を提案してもらえる
- 植栽や建物の魅力を引き出すライティングを実現できる
- 配線工事や電気工事を安全で適切に施工してもらえる
- 設置場所や用途に合わせた照明器具を提案してもらえる
- デザイン性と機能性を兼ね備えた、おしゃれなガーデン空間を実現しやすい
照明計画とは、設置場所や用途に合わせて照明器具の種類や配置、明るさ、光の向きなどを総合的に計画することです。
住宅照明の目的は視認性を高めることだけではなく、そこに住む家族の快適性、楽しさ、⼼豊かさも⾮常に重要です。
このことから住宅にとってよい照明計画とは、⽬的や⽤途に合った機能や雰囲気を持つ照明環境を形成することだと言えるでしょう。
業者に依頼すると庭全体の照明計画を立ててもらえるため、昼間だけでなく夜も美しいガーデン空間を実現できます。
ガーデン用照明の選び方や設置で迷ったら緑地開発にお問い合わせください
ガーデン用照明の選び方や設置で迷ったら緑地開発にお問い合わせください。
緑地開発では、造園のプロの視点で光と緑のバランスを設計し、自然素材が最も美しく見える照明計画をご提案しています。
家族の皆さんで美しく創り上げた木々・石・壁・水などが最も美しく見える照明計画のご提案を希望される方は、次のページからお問い合わせください。
まとめ
ガーデン用照明とは、庭や外構に設置する屋外用照明です。
足元を明るくして夜間の安全性を確保するだけでなく、植栽やシンボルツリー、門柱などをライトアップし、昼間とは異なる美しい庭の雰囲気を演出できます。
この記事も参考にして、ぜひ家族のニーズに合ったガーデン用照明を導入してみてください。


