
造園・外構コラム
冬こそ庭木剪定のベストシーズン!枯らさずに樹形を整えるために1月・2月にやるべきこと
目次
「庭木の手入れは暖かくなってから」と思っていませんか?
実は、プロの造園業者の視点から言うと、冬(12月〜2月)こそが、庭木を美しく生まれ変わらせる絶好のチャンスなのです。
「寒い時期に木を切って枯れないの?」と心配されるお客様もいらっしゃいますが、木の種類によっては、冬に切る方が圧倒的にダメージが少なく、春に美しい姿を見せてくれます。
今回は、なぜ冬に剪定を行うべきなのか、その理由とメリットについて、群馬県前橋市を拠点に、軽井沢や埼玉北部まで数多くの植栽・管理を手掛けてきた私たち緑地開発が、地域の気候特性も踏まえて、冬に行うべき剪定のメリットを詳しく解説します。
なぜ冬(12月〜2月)が剪定に最適な時期なのか?
造園業者が、真冬にハサミを握るのには明確な理由があります。それは、植物のサイクルである「休眠期」を利用するためです。
1.木が「眠っている」からダメージが少ない
多くの落葉樹(冬に葉を落とす木)は、寒くなると活動を停止し、休眠状態に入ります。 春や夏に太い枝を切ると、切り口から樹液が流れ出して木が弱ってしまうことがありますが、冬の間は樹液の流動が止まっています。
そのため、思い切って太い枝を切る「強剪定(きょうせんてい)」を行っても、木への負担を最小限に抑えることができるのです。
そのため、チェーンブロックはよく以下のような業種で用いられます。
枝の「骨格」が見えてデザインしやすい
葉が生い茂っている夏場は、枝の重なりや全体のバランスが見えにくいものです。 しかし、葉が落ちた冬の状態であれば、木の「骨格」がはっきりと見えます。
・不要な枝はどこか
・どの枝を残せば美しい樹形になるか
・風通しを良くするにはどう切るべきか
これらを的確に判断できるため、理想的なデザインに仕立て直すことができるのです
今切るべき木はこれ!冬剪定が必要な代表的な庭木
・モミジ / カエデ
・サクラ
・ハナミズキ
・アオダモ
・ケヤキ
これらは春の芽吹き前に整えておくことで、新緑や花の時期を最高の状態で迎えることができます。
△ 注意が必要な木:常緑樹
シマトネリコ、ソヨゴ、オリーブなどの「冬も葉がついている木(常緑樹)」は、基本的に寒さが苦手です。 冬にバッサリと深く切ってしまうと、寒さで傷んでしまい、最悪の場合は枯れてしまうこともあります。常緑樹に関しては、軽めに形を整える程度か、枯れ枝を取り除く程度に留め、本格的な剪定は春以降(3月〜4月頃)をおすすめします。
【群馬・軽井沢エリア特有】強風と雪害から家を守る剪定
私たちが活動する群馬県全域や軽井沢エリアでは、冬の剪定には「見た目を整える」以上に重要な意味があります。
1. 「赤城おろし」などの強風対策 群馬特有の乾いた強風(からっ風)は、庭木にとって大きな負担です。枝が密集したままだと風の抵抗をまともに受け、枝が裂けたり、最悪の場合は倒木の恐れもあります。冬の間に枝を透かして風通しを良くすることは、防災の観点からも非常に重要です。
2. 湿った雪による「枝折れ」防止 特に軽井沢や山沿いのエリアでは、水分を含んだ重たい雪が枝に積もります。 私たちは1級造園施工管理技士・1級造園技能士の資格を持つ職人が、雪の重みがかかるポイントを見極め、適切な透かし剪定を行うことで、大切な植栽を守ります。
自分でやるvsプロに頼む?失敗しないための判断基準
「ホームセンターでハサミを買ってきて自分でやろうかな?」と迷われている方も多いと思います。 ご自身で手入れをされることは素晴らしいことですが、以下の基準で判断することをおすすめします。
ご自身でやってもOKなケース
- 背の高さより低い木のちょっとした手入れ
- 細い枝先を少し整える程度
- 明らかに枯れている細い枝を切る
プロに依頼すべきケース:技術と安全が必要な時
- 木の高さを低くしたい(サイズダウン)
- 太い枝を切り落としたい
- 数年間手入れをしておらず、ボサボサになっている
- 高い場所での作業が必要
特に「サイズダウン」や「太い枝の切断」は、切る位置を間違えるとそこから腐りが入って木が枯れてしまいます。また、全体のバランスを崩すと元に戻るまで数年かかります。 大切なシンボルツリーや、大きく育ちすぎた木の管理は、ぜひ私たち緑地開発にお任せください。
まとめ:春の芽吹きを美しく迎えるために
冬の剪定は、木にとってのメンテナンスであり、春に向けた準備です。 株式会社緑地開発では、個人邸のシンボルツリー1本の剪定から、別荘地の年間管理、マンションや商業施設の緑地管理まで幅広く対応しています。
「うちの庭木、そろそろプロの手を入れるべきかな?」と迷われたら、まずはお気軽にご相談ください。現地調査の上、お客様のお庭に最適なプランをご提案いたします。


