
造園・外構コラム
ウッドデッキの上に人工芝は敷ける?メリット・デメリット・施工方法を解説
目次
「自宅にウッドデッキを設置しているけれど、劣化が気になるので何か対策ができないか」「ウッドデッキの雰囲気を変えて、もっと活用できる空間にしたい」と悩んでいる方はいませんか?
そのような場合の選択肢の一つが、ウッドデッキの上に人工芝を敷く方法です。
人工芝を取り入れることで、木目を生かしたデッキとは異なる、緑のある明るい屋外空間をつくることができます。
一方で、ウッドデッキの状態や排水性、人工芝の固定方法によっては、デッキへ負担をかけてしまう可能性もあるため注意が必要です。
この記事では、ウッドデッキの上に人工芝を敷く際の確認ポイント、メリット・デメリット、施工方法、DIYと業者へ依頼する場合の判断基準まで詳しく解説します。
ウッドデッキの上に人工芝を敷くことはできる?
ウッドデッキの上に人工芝を敷くことは可能です。
ただし、一般的な地面への人工芝施工とは異なり、ウッドデッキを傷めないよう素材や構造、排水性などを確認したうえで施工する必要があります。
そのため、ウッドデッキの上に人工芝を敷きたい場合は、まず現在のウッドデッキの状態や素材を確認し、人工芝を敷いても問題がないか検討しましょう。
ウッドデッキの上に人工芝を敷く前に確認したいポイント
ウッドデッキの上に人工芝を敷く前に、確認しておきたいポイントは以下の通りです。
| 確認ポイント | 確認する理由 | 注意が必要なケース |
|---|---|---|
| ウッドデッキの素材や状態 | 人工芝を敷いた後のウッドデッキへの影響を確認するため | 劣化や腐食が進んでいる場合 |
| 人工芝を敷いた後の排水性 | ウッドデッキに水分が残るのを防ぐため | 雨水がたまりやすい構造の場合 |
| ウッドデッキへの固定方法 | ウッドデッキへの負担を抑えるため | 固定するためにデッキへの穴あけなどが必要な場合 |
| 人工芝の耐熱性・耐候性 | 日差しや雨による人工芝の劣化を抑えるため | 強い日差しや雨にさらされる場所に設置する場合 |
| 人工芝のメンテナンス方法 | 人工芝とウッドデッキを適切に維持するため | 人工芝の下を清掃・点検しにくい場合 |
特に、ウッドデッキが劣化していたり、排水性に問題があったりする場合は、人工芝を敷く前に対処が必要になることがあります。
現在の状態を確認したうえで、適切な施工方法を検討しましょう。
ウッドデッキの上に人工芝を敷くメリット
ウッドデッキの上に人工芝を敷くメリットは次の通りです。
| 項目 | 概要 |
|---|---|
| ウッドデッキの印象を変えられる | 人工芝を敷くことで、木目を生かした空間とは異なる、緑のある明るい雰囲気にできる |
| ウッドデッキを活用するきっかけになる | 人工芝を敷くことで、くつろぎや子どもの遊び場など、屋外空間の新たな使い方を検討しやすくなる |
| 土や泥が付着しにくくなる | 地面のように土が露出していないため、人工芝の上で過ごす場合に土や泥が付着しにくくなる |
| ウッドデッキと人工芝を組み合わせて景観を整えられる | 人工芝の緑とウッドデッキの素材感を組み合わせることで、庭や屋外空間に統一感を持たせやすくなる |
| 地面に人工芝を施工するより下地の状態を整えやすい場合がある | ウッドデッキは基本的に平らな面であるため、地面への施工で必要になる整地などの工程を抑えられる場合がある |
| 季節を問わず緑のある空間を楽しみやすい | 人工芝は一年を通して緑を保ちやすいため、季節を問わずウッドデッキに緑を取り入れられる |
| ウッドデッキと庭の境目を自然につなげられる | ウッドデッキと庭に人工芝を組み合わせることで、異なる素材の空間を視覚的につなげやすくなる |
屋外空間の新しい活用方法を家族で検討しているなら、ウッドデッキの上に人工芝を敷くのも一つの選択肢となるでしょう。
ウッドデッキの上に人工芝を敷くデメリット
一方で、ウッドデッキの上に人工芝を敷く場合には、次のようなデメリットもあります。
| 項目 | 概要 |
|---|---|
| ウッドデッキの木目や素材感が見えなくなる | 人工芝でウッドデッキの表面を覆うため、本来の木目や素材感を楽しみにくくなる |
| 施工前に補修や交換が必要になる場合がある | 劣化や腐食が進んでいる場合、人工芝を敷く前にウッドデッキの補修や交換が必要になることがある |
| 水分や湿気がこもりやすくなる可能性がある | 人工芝を敷くことでウッドデッキの表面が覆われるため、雨水などが残りやすくなり、デッキの劣化につながる可能性がある |
| 人工芝の下を清掃・点検しにくくなる | 人工芝を敷いた後は、ウッドデッキの状態を確認したり、人工芝の下に入り込んだごみを取り除いたりする作業がしにくくなる |
| 人工芝の交換や撤去に手間がかかる | 人工芝を交換・撤去する際は、固定方法によっては取り外しの作業が必要になる |
| ウッドデッキ本来の用途が制限される場合がある | 人工芝を敷くことで、木材の質感を生かしたデッキとしての使い方や見た目が変わる |
特に重要なのが、施工前にウッドデッキの状態を確認しておくことです。
人工芝を敷くことで表面が見えにくくなるため、劣化や腐食が気になる場合は、必要に応じて先に補修や交換を検討しましょう。
家族でメリットとデメリットを比較検討したうえで、施工するかどうかを決めることが大切です。
ウッドデッキの上に人工芝を敷く方法
ウッドデッキの上に人工芝を敷く方法を、3つのSTEPに分けてご紹介します。
- ウッドデッキの上に人工芝を敷く目的を明確にする
- 施工事例を確認する
- DIYで行うか業者に依頼するか決める
【STEP1】ウッドデッキの上に人工芝を敷く目的を明確にする
最初に、家族でなぜウッドデッキの上に人工芝を敷きたいのかを明確にしましょう。
以下の質問を参考に、自分たちがウッドデッキに求めていることを整理してみてください。
| 質問 | 回答例 | わかる目的 |
|---|---|---|
| ウッドデッキの雰囲気を変えたいですか? | 木目よりも緑のある明るい空間にしたい | 景観を変える |
| ウッドデッキを子どもの遊び場として使いたいですか? | 子どもが屋外で遊べるスペースにしたい | 遊び場として活用する |
| ウッドデッキでくつろぐ時間を増やしたいですか? | 庭を眺めながらゆっくり過ごせる場所にしたい | くつろぎの空間をつくる |
| 庭や外構との一体感を出したいですか? | 庭の人工芝とウッドデッキをつなげて見せたい | 庭との統一感を出す |
| ウッドデッキの活用方法を増やしたいですか? | 今はあまり使っていないので、もっと活用したい | 屋外空間を有効活用する |
目的を明確にすることで、どのような空間にしたいのかを整理できます。
【STEP2】施工事例を確認する
次に、実際にウッドデッキの上へ人工芝を施工した事例を確認しておきましょう。
InstagramやYouTubeを探しても、デッキ上施工の具体例はそれほど多くありませんが、参考となる事例として元原稿では次の3件が紹介されています。
| 施工例 | 参考事例 |
|---|---|
| 自宅兼事務所に設置したものの、経年劣化が気になるウッドデッキの上に人工芝を施工した事例 | 神奈川県川崎市のウッドデッキの人工芝施工事例|エターナルターフT28L|人工芝ドットコム |
| 愛犬が快適に遊べる環境づくりのため、ウッドデッキに人工芝を設置した事例 | ウッドデッキの上に人工芝!ご家族の快適な空間を考えたリガーデン(お庭のリノベーション)施工事例|株式会社グリーンフィールド |
| ドッグランへの出入り口となるウッドデッキに人工芝を敷いた事例 | 埼玉で砂利から人工芝への施工!お庭ビフォーアフター!|もりかわ人工芝埼玉飯能店 |
あらかじめ自分たちの目的に近い施工事例に目を通しておくことで、計画を立てる際の留意点や完成形をより具体的にイメージできるでしょう。
【STEP3】DIYで行うか業者に依頼するか決める
ウッドデッキの上に人工芝を敷く作業は、条件によってはDIYでも行えます。
ただし、ウッドデッキの状態や排水性、人工芝の固定方法など、施工前に確認すべきポイントが複数あります。
| DIYでも対応しやすいケース | 業者への依頼を検討したいケース |
|---|---|
| ウッドデッキの状態に問題がない | ウッドデッキの経年劣化や傷みが気になる |
| ウッドデッキの構造や排水状態を確認できる | 排水性や構造を自分で判断するのが難しい |
| 人工芝の採寸・カット・施工ができる | 複雑な形状のデッキに施工したい |
| 適切な固定方法を自分で判断できる | デッキを傷めない固定方法がわからない |
| 施工後の清掃・点検を自分で行える | 施工方法や人工芝選びを含めて相談したい |
ウッドデッキの状態や家族のDIY技術を検討するのはもちろんですが、最初に明確にした「ウッドデッキの上に人工芝を敷く目的」を最終的にかなえられるかどうかも判断基準にしましょう。
施工方法や人工芝選び、デッキの状態に不安がある場合は、専門業者への依頼を検討するのがおすすめです。
ウッドデッキの人工芝で失敗しないためのポイント
ウッドデッキの上へ人工芝を施工する場合は、見た目だけで判断するのではなく、施工後の維持管理まで考えておくことが重要です。
- 施工前にウッドデッキの状態を確認する
- 雨水が残らないよう排水性を確認する
- ウッドデッキへの負担を考えて固定方法を決める
- 屋外で使用できる耐熱性・耐候性のある人工芝を選ぶ
- 施工後も人工芝の下やウッドデッキを点検できるようにする
- 定期的な清掃やメンテナンス方法を事前に考える
特に、劣化や腐食がすでに気になっているウッドデッキでは、人工芝を敷く前に現在の状態を確認しておくことが大切です。
ウッドデッキの上に人工芝を敷きたい方は緑地開発にご相談ください
ウッドデッキの上に人工芝を敷きたい方は、緑地開発にご相談ください。
緑地開発では、ウッドデッキを室内と庭をつなぐ「第二のリビング」として、暮らしを豊かにしてくれる空間だと捉えています。
人工芝を敷くことで、単なる床面ではなく、自然の心地よさを感じる空間をつくり出すことができます。
また、庭との統一感を出して景観をさらに良くしたい場合には、植栽・照明・石などと組み合わせた設置もご提案しています。
詳しいご相談・お見積もりは、 造園・外構の無料相談・見積り|緑地開発 よりお問い合わせください。
まとめ
ウッドデッキの上に人工芝を敷くことは可能ですが、ウッドデッキを傷めないようにするためには、素材や構造、排水性、固定方法などを確認したうえで施工する必要があります。
人工芝を敷くことで、ウッドデッキの印象を変えたり、子どもの遊び場や家族のくつろぎスペースとして活用したり、庭との一体感を高めたりできる点がメリットです。
一方で、水分や湿気が残りやすくなる可能性や、ウッドデッキの点検・清掃がしにくくなる点などには注意が必要です。
DIYで対応できる場合もありますが、ウッドデッキの経年劣化や排水性、固定方法などに不安がある場合は、専門業者へ相談することも検討しましょう。
この記事も参考にして、ウッドデッキの上に人工芝を敷き、家族にとって心地よい屋外空間をつくってみてください。


